投資の格言『卵は一つのカゴに盛るな』
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないけれど、
複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としたとしても、他のカゴの卵は大丈夫かもしれない。
特定の国や商品だけに投資をするのではなく、複数の国や商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え。分散投資のススメです。
30年前に日本株のインデックスに投資していたら？
投資の基本中の基本です。私もその通りだと思います。一つの国の成長に賭けるのは、危険に感じます。
例えば、今の日本の株価は、2021年2月15日の東京市場では、日経平均株価の終値が3万0,084円15銭をつけました。終値で3万円を超えるのは、約30年6カ月ぶりのこと。1990年8月2日以来となり
３０年前に、日経株価に連動するインデックス投資に投資していたら、３０年含み損を抱えていて、ようやく昨年、損がなくなってきたいうことですよね？
長期でのインデックス投資のリスク
長期でのインデックス投資は、リスクが低いと言いますが、一国に投資した場合、リスクは結構ありますよね。
大企業の個別株をじっくり選んで買っていれば？
逆に日本株でも、大企業の個別株を将来性や決算書などチェクして、じっくり選んで（トヨタあたり？）を買っていれば、トヨタはここ20年でも３倍になっているそうです。（個人的には、これからは、トヨタは電気自動車の開発が遅れているので、厳しいと思います！）
個別株は難しい。日産は過去１０年で−４０パーセント
同じ自動車の会社でも、日産は過去１０年で、株価は４０パーセントマイナスになっています。
30年前の株式時価総額ランキング
1989年
１ NTT
２ 日本勧業銀行
３ 住友銀行
４ 富士銀行
５ 第一勧業銀行
６ IBM
７ 三菱銀行
８ エクソン
９ 東京電力
１０ ロイヤル・ダッチ・シェル
2021年
１ アップル
２ マイクロソフト
３ アルファベット（グーグル
４ サウジ・アラムコ
５ アマゾン・ドット・コム
６ テスラ
７ メタ（フェイスブック）
８ エヌビディア
９ バークシャ・ハサウェイ
１０ TSMC（半導体）
データ：companiesmarketcap.com、ダイヤモンド・オンライン、三菱UFJモルガン・スタンレー証券
３０年で、株式時価総額ランキングは全然変わっていますね。今GAFAを購入しても、３０年後にはすっかり、ランキング外になっているみたいなことですよね。
バフェットさんなどは、個別株の長期投資をされていますが、個別株の長期投資の銘柄選びは難しいですね。
世界全体の株価は、右肩上がり
逆に世界全体の株価でみると、
データ、日経より引用
世界株価としてここでは、上場インデックスファンド世界株式（MSCI ACWI）除く日本、を参照しています。
１０年間で３倍程度と大きく上昇しています。
そのため、米国株のみでなく、世界に投資しようと思っています。
過去１０年では、米国株投資のほうが、成長率は高い
もちろん人口も増加していて、先行者に有利なネット社会で、米国覇権は、当分続くとは思っています。
近年では、米国投資のほうが、世界投資より、成長率は、高いようです。
ですが、例えば過去30年の日本の凋落のように、万が一ということはありますし、歴史を見ても覇権国は常に変わってきました。
覇権国は、２世紀〜１０世紀続く場合も
ですが
✔︎ローマ帝国は1000年程度（10世紀）
✔︎ イギリス、19～20世紀
（だいたいです^^;）
など覇権を握っているのも数世紀に渡っていてスパンが長いので、わたしが生きている間にアメリカの覇権が終わらない可能性のほうが高いように思いますけれど、
中国🇨🇳やアジア、インドが、経済発展してきていますので、わたしが生きているタイミングが、覇権国が変わるタイミングではないと言い切れない気がします。
世界分散投資は究極の安全志向の投資
やはり長期的には、出来るだけリスクを分散させるために、なるべく違う通貨立てで、複数の国に投資するETFを買っていきたいです。
世界の全体で、アジアが台頭する可能性がどのぐらいあるのか、過去何十年でどれぐらい経済発展して、株価が上がって来たのか？はまた、機会があったら調べて、記事にしたいと思います。
次回以降、具体的何のETFを買うのかを決めたいと思います。
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